「コクリコ坂から」を観てきました。
舞台は戦後から少したった1963年
来年に東京五輪を控え、街に活気があふれ始めたころの物語。
僕は映画に詳しい訳ではないし、評論するわけでもないけど。
面白かった、というよりは懐かしかったなぁ。
盛岡一高で一生懸命に学生帽をボロボロにして(伝統だからね)
真っ暗な体育館の中で応援歌を練習した事や
東北大学の学生寮に入って、学生運動について勉強したり
それこそ、天文学や物理学や哲学とかの難しい話を、
一体何歳僕より年上なのかもわからない先輩に
無理矢理語られたこともあったり。
でも面白かったな。
きっと、昔を大切にするってことは
過去に甘えたり、依存したりするんじゃなくて
それを受け入れて、「じゃあ次はなにをしようか」
って所に行く事だと思うんだよね。
ここのスピードを早めていこう。
とりあえず、久々の青春長編アニメ映画。
おすすめです◎
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少しだけ追記
「コクリコ」とは
"coquelicot"
仏語でひなげしの花の事だそう。
また、主人公の松崎海がメルと呼ばれているのは
海は仏語で「La mar」(ラ・メール)
略して「メル」なのだとか。
最後に、物語のキーにもなっている、旗。
これは左をU旗、右をW旗と言うそうな。
船の信号旗はA~Zの26旗と1~0の10旗に、回答旗を加えた合計37旗が基本になっており、
国際信号旗と呼ばれ、海の上では世界共通。
A~Zの信号旗は、其々で意味を持つ「1字信号」と2つのアルファベットを組み合せる
A~Zの信号旗は、其々で意味を持つ「1字信号」と2つのアルファベットを組み合せる
「2字信号」がある。(数字旗も加えて、「3字信号」「4字信号」も有り。)
「U旗」と「W旗」を組み合せたのが、通称「U・W旗」。
「U旗」と「W旗」を組み合せたのが、通称「U・W旗」。
「安全な航海を祈る」という意味があり、互いの船の安全を願うのが習慣なのだそう。
(因みに、U旗単独では「(相手の船に向かって)あなたの行手に危険がある」事を知らせ、W旗単独では「(自分の船で)医療の援助が必要である」事を知らせる。)
こういう伝統的なコミュニケーションって面白い。
また何かあったら書き留めよう。
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